セミナー

2019年7月22日開催「人事戦略フォーラム」レポート

企業の壁を越えた“越境体験”での学びが人材を育て、組織を強くする!

新たな価値創造と人材育成に効果絶大とされる「越境体験」を取り上げました。講師としてお招きしたのは『越境的学習のメカニズム』を上梓した法政大学大学院教授の石山恒貴氏と、ウィルソンラーニング・ワールドワイドで「越境リーダーシップ」プロジェクトを指揮する三浦英雄氏。越境的学習を語るのにこれ以上ないお2人が登壇し、先進事例を織り交ぜながら、その仕組みと効果、課題を語りました。

石山氏は、ホームとアウェイを行ったり来たりする越境的学習の中でも、複業やNPO、リカレント教育など、さまざまなフィールドで活動する「パラレルキャリア」の事例を紹介。2つ以上の場所でワークする機会を企業が提供することにより、社員の成長だけでなく、外部知識の取り込みやオープンイノベーション推進など、企業側のメリットも大きいとして、多様性を受け入れる企業風土の醸成を促しました。

趣味を生かした自らの越境体験を通じて得られた充実感・幸福感も紹介した三浦氏は、何よりも「個人の想い」を行動に移すことが大切と強調しました。既存の枠組みを越えて新たな価値創造を生み出すには、会社起点から個人起点へとパラダイムを転換する必要があると指摘。個人が会社を巻き込んで活用する「しなやかな組織カルチャー」を目指したいとし、越境リーダーシップの在り方や組織変革への道筋を解説しました。

フォーラムの内容は参考になりましたか(参加者アンケート結果から)

参加者の意見・感想は・・・

  • 越境体験の価値や越境リーダーシップの必要性を、多面的に聞くことができた
  • 越境の考え方やベースを知ることができた。当社の取り組みと重ね合わせ、今後検討していきたい
  • 講師二人の実体験や大学院生の声を交えた事例等、リアルな生のお話で納得感のある内容だった
  • 個の成長をどのようにして促すか、会社の介入や支援の方法について考えていく良い機会になった
  • 人事部として社員に前向きに取り組んでもらう環境作りが大切とわかった。たくさんの事例があり、わかりやすく聞くことができた
  • 「学ばないことに特段の理由はない」という調査結果は、常日頃、若手社員に対して感じていたことの裏付けとなった。企業の成長フェーズにより、マネジメントや人材開発のあり方も変わるという話にハッとした。ありがとうございました

登壇者の感想は・・・

小屋一雄氏 法政大学大学院 石山 恒貴氏

グループ討議や質疑での熱い議論に感銘を受けました。個人が越境的学習を行うためのきっかけである「小さな一歩」と、組織が越境的学習を促進する組織文化をどう醸成するか、引き続き皆様と考えていきたいと思います

三浦英雄氏 ウィルソンラーニング・ワールドワイド 三浦 英雄氏

越境体験は、共創的に価値創造を興す「越境リーダーシップ」発揮の原体験となりえる影響の大きい要因です。既存の枠組みで仕事を捉える人数割合が多いと、組織の変容は起きません。体験から視野を広げ、機会を発見し、自分事の試みが生まれる組織カルチャーへとアップデートすることが大切です。みなさんがHRのチェンジメーカーになり、組織を変容されていくことを期待しています

“越境”体験に関する企業の取り組みについてのアンケート結果はこちらから

ログイン

会員向けセミナー情報を表示するにはパスワードを入力しログインボタンを押して下さい。

日本CHO協会とは