セミナー

2019年11月29日開催「人事戦略フォーラム」レポート

J.フロント リテイリンググループが取り組む個人の「人財力」をベースに据えた人事改革
~職務主義人事制度から、新たな考え方への転換~

小売業界は、かつてない激動の時代を迎え、業種・業態を超えた熾烈な競争環境にさらされ、今後業界内での優勝劣敗がさらに進むことが予測されます。

今回のフォーラムは、事業構造を抜本的に見直しながら人事改革に挑戦する、J.フロントグループ人事部門の責任者 忠津剛光執行役より、「人財力」をベースとした人事・人財育成制度について解説して頂きました。

忠津氏は「会社の10年後を知ってもらわないと話が進まない」とし、予測される要員構成の変化を、まず経営層に理解してもらうことが、改革のスタートだったと語り、その上でグループの要員構造の課題と、「働き方改革」をはじめとする社会環境の変化を捉えた抜本的な改革に着手したと力説されました。

そのためには、職務価値を前提に、現在発揮されている成果の状況にフォーカスしてきた、これまでの「職務主義」の問題点を明確にし、これからは「人」を評価の中心に置き、現在の成果・貢献に加え、将来に亘る「新たな価値」を生み出す力にフォーカスする「人財力主義」へとシフトチェンジすることを説明して頂きました。

「人財力」をどのように定義し測定するのか、また人財力をベースとした等級制度の見直しのポイントはどこか等を、具体的にお話頂きました。さらに実際に導入に際し経験した諸課題や、現在取り組んでいる次のステップ等を余すところなく解説されました。

「人事部が社内の人を知らないでは済まされない」と、まさに先頭に立って改革を推し進める忠津氏の本気度に、参加者一同、多くの気付きと刺激を受けました。

フォーラムのの内容は参考になりましたか(参加者アンケート結果から)

参加者の意見・感想は・・・

  • 現在、当社も人事制度改革に取り組んでおり、たいへん参考になった
  • 自社の取り組んでいる方向とベクトルが同じなので、参考になった
  • 同業として同様の課題感を持っており、施策が参考となった。特にタレントマネジメントについては当社も直近の課題であり、たいへん参考となった
  • 当社も同様の困りごとを抱えており、共感するところが多く、改めて課題を確認することができた
  • リアルな情報を聞くことができ、良かった。自社での人事制度改革の参考になった
  • 職務主義の課題感と対応策についてのヒントをもらった。全般的に楽しいお話だった
  • 人財力評価の客観性を担保するため、かなり投資しているイメージを持った

登壇者の感想は・・・

忠津 剛光氏 J. フロント リテイリング 忠津 剛光氏

「自社のビジネスモデル転換、働き方改革、シニア活用、ESG経営など、数・質・コストを含む抜本的な要員構造改革や人事(人財)をめぐる課題は、企業戦略の中心になってきています。セミナーを通して『人事が変わらなければ、企業は変わらない』との気概をもって変革に取り組む、参加者の皆様の熱い気持ちが伝わってきました」

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