セミナー

2020年7月22日開催オンラインセミナーレポート

人事部門の未来
~“日本の人事”の変革に向けた一手~

ウィズ・コロナの時代を迎え、会社と社員の関係性が大きく変化する中で、今回のオンライン・セミナーでは、KPMGコンサルティング㈱執行役員パートナーの大池一弥氏が、これからの人事部門に求められる役割・機能や、改革を進めていくためのヒントについて、豊富なグローバルデータにもとづき解説して頂きました。

大池氏は日本の人事部が置かれている現状について、①価値提供部門よりも管理部門やオペレーションの提供者に止まっている ②人材を活かすタレントマネジメントの取り組みに自信がない ③どのような人事施策を実施すべきか悩んでいる最中である という3点を、指摘されました。人事部は「業務効率化や組織のスリム化」から「やりがい・エンゲージメントの創出」へと、そして「集団」から「個」に向けた施策への転換が迫られていることや、「EXの理解と推進」「HRBPの活用」そして「人事データの活用」が優先度の高いテーマであることを示唆されました。

次に、それらを踏まえ、今後人事部において重要な機能となる「HRBP」の役割と、その重要性を強調されました。そして「会社との様々なタッチポイントを通じて、社員が感じ考えたこと」を意味する「EX(=エンプロイーエクスペリエンス)」の質を高めることの重要性を指摘、期待値と現状のギャップを把握し、実施する施策の優先順位を決定するプロセスこそが重要だという指摘に、参加者の皆様は多くの気付きを得ることが出来ました。

人事部には様々な「人」に関するデータがあるが、断片的で接合しておらず、これらの人材データを活用することが、「勘」や「経験」から脱却した「業務の高度化」へ繋がり、「人事部員の思考力向上・経営判断のスピード向上」という副次効果も産み出すことを、お話しされました。そのためにも、人事が諸施策を実施する際に生じる「本当に役に立つのか?」というネガティブイメージから脱却し、人材データを分析するためのケイパビリティ不足を克服する事が何よりも重要であると、まさに人事部の未来を考える上で不可欠なポイントを、ひとつひとつわかりやすく解説して頂きました。

セミナーの内容は参考になりましたか(参加者アンケート結果から)

参加者の意見・感想は・・・

  • 今後の人事部門のあり方を考える上で、頭の整理が出来た
  • 大変わかりやすい切り口で、最新の状況が理解出来た
  • データに基づく分かりやすい整理をしてもらい、人事のトレンドが短時間で把握出来た
  • 人事部門の全体像から、課題とその打開策まで、大変参考になった
  • 現在、当社は人事制度改革・人事データ戦略・カルチャーチェンジを軸足に動いており、本日のセミナーは大変参考になった
  • 「HRBP」の役割や、必要なスキルや育成方法に関する話が聞けて良かった
  • 「EX」が何を意味し、どのような施策と繋がるのかが、良く理解出来た
  • 示唆に富む講義で、DXが遅れており業務フローすら可視化できていない日本企業が、HRテックの活用に大きく遅れをとっていることがわかった
  • HRのトレンド、コンセプト、キーワード、ツールなどを紹介して頂ける機会は、とてもありがたい
  • 当社人事部門の組織改革に向けて、HRBPの位置づけ・役割や、EX向上に向けたアプローチが大変参考となり、有意義だった
  • COEやHRBPに対応するため、まず経営層に人事改革の必要性と体制整備についての理解を得る必要があることを再認識した
  • 人事部門の役割の明確化、HRBPの重要性と育成方法について、しっかり考えなければならないことを再認識した。弊社は、どちらかというと機能別に組織が分かれており、企画と運用と管理の部隊がゴチャゴチャになっているため、今回のセミナーでは、それを見直すためのヒントをたくさん得ることが出来た
  • 一回だけでなく、もう少し深い内容も知りたい。また、人事パーソンの育成方法も詳しく伺いたい

登壇者の感想は・・・

KPMGコンサルティング 大池 一弥 氏KPMGコンサルティング大池 一弥 氏

「日本の人事部門の現在の位置づけ、HRビジネスパートナーを含めたビジネスへの貢献方法、デジタル化への模索と人材データ活用、さらには注目されつつあるエンプロイーエクスペリエンス向上への対応等を皆様と共有させて頂き、参加者から積極的な質問や意見を多数頂きました。本セミナーからの示唆を各社が活用し、人事部門の価値向上に繋げて貰えれば幸いです」

「人事部門の業務実態と課題」に関する取り組みアンケート結果はこちらから

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