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ダイバーシティ研究会

女性活躍推進を中心に、シニア・外国人・障がい者の活用等、ダイバーシティに関連した様々なテーマを取り上げる勉強会です。
テーマに応じて、講演・先進事例紹介・ワークショップ・パネルディスカッション・研修・異業種交流会等、様々なスタイルで進行します。
ダイバーシティならびに女性活躍推進のキーパースンである「ダイバーシティ推進部門」の皆様にとって有益な情報をご提供するとともに、
皆様の交流と情報交換の場と考えています。

ダイバーシティ研究会 2022年2月9日(水)13:30~15:30 ワーク&ライフ・インターンの活用 ~自らのライフとキャリアをデザインしたいZ世代のリテンション~スリール株式会社 代表取締役 堀江 敦子 氏 スリール株式会社 プログラムコーディネーター(京都府事業担当) 戎 多麻枝 氏 ダイバーシティ研究会 2022年2月9日(水)13:30~15:30 ワーク&ライフ・インターンの活用 ~自らのライフとキャリアをデザインしたいZ世代のリテンション~スリール株式会社 代表取締役 堀江 敦子 氏 スリール株式会社 プログラムコーディネーター(京都府事業担当) 戎 多麻枝 氏

昨今は、社会・経済環境の様々な変化に加え、働く者の価値観の変化や世代間ギャップを実感・体感する機会が多くなりました。中でも、世代によるワーク&ライフに対する価値観や生活様式の違いは、採用・教育から働き方改革に至るまで、人事/人材開発全般に大きな影響を与えています。
ソーシャルメディアのネイティブ世代であり、真の『デジタルネイティブ』でもある、1990年代半ばから2010年代生まれの“Z世代”と呼ばれる若者達が、社会進出・就職して来るようになり、当協会の会員の皆様からも、
「最近の学生の状況が、よくわからない」
「現在の学生は、自分たちと価値観が異なり、“働く”ことだけでなく、“ライフ“全般も含めたキャリア観を持っているようだ」
「これまでの考え方は、彼ら・彼女らにはなかなか通用しない」
等の声をよく聞くようになりました。

今回のダイバーシティ研究会は、こうした世代間のダイバーシティ&インクルージョン、とりわけ若者世代が安心して、いきいき働き続けるためのひとつのヒントとして、学生の子育て体験プログラムでもある “ワーク&ライフ・インターン”を取り上げます。
ダイバーシティ推進や、採用、教育、人材開発を担当する方々に是非ご参加頂きたいプログラムです。途中、参加者同士グループでの情報交換・意見交換も行います。日本CHO協会の会員以外の方でも参加出来るプログラムとしましたので、奮ってご参加ください(参加費無料)。

【登壇者のご紹介】

スリール株式会社 代表取締役 堀江 敦子 氏

メッセージ

スリール(株)は2010年より、子育て中のみならず、多様な働き方を促進する組織作りのサポート・人材育成に取り組んでいます。今回のダイバーシティ研究会では、学生が「働くこと」「家庭を築くこと」を学び、実際に体験することで、自身のキャリアビジョンを描くことができるライフキャリア教育プログラム“ワーク&ライフ・インターン”と、その中で感じ取れる学生のキャリア感、それに対し企業側がどう向き合うべきかをご紹介します。
いよいよ来年度は、コロナ禍で入学した現在の大学2年生が就職活動の時期を迎えます。学生は、長期的に、よりサスティナブルに働き続けられる環境の大切さと、プライベートを含めたキャリアを考える重要性に気付き始めています。採用活動等を通じて、学生と接する企業の皆様におかれましても、今後より一層サステイナブルな体制を作っていく必要が生じてくるでしょう。現在のZ世代である学生が、コロナ禍においてどのような状況に置かれ、意識が変化しているのか。また、そうした学生が企業内で長期的なキャリアを描くために、企業はどのように向き合う必要があるのか、“ワーク&ライフ・インターン”を経験した学生の意識や行動の変化も踏まえ、お話させて頂きます。

プロフィール

日本女子大学人間社会学部社会福祉学科卒業。楽天(株)にて、マーケティングリサーチを担当した後、2010年スリール(株)を創業し、現在までに1万人以上への研修・セミナーを実施。
女性活躍やダイバーシティマネジメントの分野を得意とし、意識が変わり行動が変化する体験型ワークショップや、女性管理職パイプライン構築のコンサルティングを実施。
保険会社、エネルギー系企業、薬品メーカー、建設業、不動産業、食品メーカー等幅広い業界、1万人以上の大手企業から数百人の企業まで、規模を問わず、女性活躍関連の研修・コンサルティングに従事し、女性管理職向けリーダーシッププログラム、女性管理職向けメンター制度、育児中社員向けの両立キャリア研修、若手女性向けキャリア研修、管理職向け個別マネジメント研修、働き方研修等を実施。
また、仕事と子育てへの“両立不安”で退職を決断する女性の心理、思考、そして環境を徹底的に分析した「両立不安白書」を2017年に発行。
厚生労働省イクメンプロジェクト、東京都文京区ぶんきょうハッピーベイビー応援団などを歴任し、現在は内閣府男女共同参画局専門委員、千葉大学教育学部 非常勤講師も務める。キャリアコンサルティング技能士2級。立教大学大学院経営学研究科経営学専攻(リーダーシップ開発コース)在学中。
著書に『自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)。

スリール株式会社 プログラムコーディネーター(京都府事業担当) 戎 多麻枝 氏

メッセージ

京都府では“「子育て環境日本一」きょうとチャレンジ”という、「子育て」の視点から社会を変革することを目標に、様々な取り組みを進めていますが、その一環として、仕事、結婚、子育てなどのトータルの人生設計を早期に考え、多様なライフデザインを自ら選択できる若者を増やすことを目的とした「京都府 仕事と育児の両立体験プログラム」を実施しています。
これは、学生がワークショップやゲストトークを通じ、ワークとライフ両方の側面を体験的に学ぶことにより、自らの将来のライフデザインを考える体験型プログラムであり、“ワーク&ライフ・インターン”がベースとなっています。 ゲストトークでは、ご賛同頂いている企業にご協力を頂き、社員の働き方(ワーク)や仕事以外の生活(ライフ)について、リアルなお話をして頂きます。学生と直接接する機会が持てることで、多様な働き方を応援する企業としてのアピールや、学生への認知を広げる機会としても様々な企業に活用して頂いています。
今回は、Z世代のリテンション事例として、現在京都府で施行している“ワーク&ライフ・インターン”プログラムと、その中で感じている学生のキャリア感をご紹介致します。

プロフィール

追手門学院大学文学部心理学科卒業。(株)NOVAにて人事採用担当、キャプラン(株)(現パソナ)人材派遣営業、(株)リクルート(現リクルートキャリア)就職Shopおおさか立ち上げ、キャリアコーディネーター、大阪市立男女共同参画センター東部館センター長を経て、2015年スリール(株)に参加。企業向けのダイバーシティ・女性活躍研修・コンサルティング、大学生のライフキャリア教育事業を行う。女性活躍やダイバーシティマネジメント、キャリア教育、ジェンダー・人権の分野を得意とする。
保険会社、エネルギー系企業、電機メーカー、薬品メーカー、行政、男女参画センター、学校関係等幅広い業界に対し、女性活躍関連、働き方改革、ハラスメント防止、人権等の研修・コンサルティングに従事。女性管理職向けリーダーシッププログラム、育児中社員向けの両立キャリア研修、若手女性向けキャリア研修、管理職向け・一般社員向け働き方改革研修、ハラスメント防止研修等を実施している。
また2015年より、関西の企業でのワーク&ライフ・インターンプログラムをスタートし、2017年から現在まで、京都府事業(令和2年度京都若者ライフデザイン推進事業)を担当。
兵庫県立大学非常勤講師(キャリアデザイン入門・就職支援講座等を担当)・同志社大学PBL科目担当講師(Project Based Learning)。キャリアコンサルティング技能士2級、CDA(キャリアディベロップメントアドバイザー)、産業カウンセラー。

【開催日時】

2021年2月9日(水) 13:30~15:30

【参加にあたってのお願い】

本研究会は、新型コロナウイルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインセミナーです。ネットワーク環境を整えた上で、ご参加ください。