新型コロナウイルスという突然の外圧により、リモートワークが普及し、働き方改革も様相が変わってきました。これまでの常識が通用しなくなった、本質的な改革を迫られている等、人事を取り巻く環境も激変し、業務の重要度・優先度・緊急度も大きく変わって来たのではないでしょうか。
人事部門の主要なミッションである「要員・人件費」についても、その例外ではありません。リモートワークに加え、IT活用とAI時代の到来、ダイバーシティと多様な人材活用、非正規社員の無期転換や同一労働同一賃金実現等、様々な課題と要員・人件費構造は密接不可分です。
今回のフォーラムは、要員・人件費を計画し管理する前提に立ちかえり、これからの方法論を、デロイト トーマツコンサルティングの岡本 努 氏と共に考えてみたいと思います。
人事部門の責任者クラスは勿論のこと、人事企画や要員・人件費管理等をご担当される方々に是非お薦めしたいプログラムです。
【登壇者のご紹介】
- メッセージ
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「これから先、要員計画をどうやって立てたら良いのか?」これは、ここ数か月、多くの企業様から頂く典型的なご質問です。この質問の背景には、以下のような変化への対応に戸惑うことが多くなったという事情があるようです。
●誰が忙しくて、誰に余裕があるのかがわからず、増員が必要かどうか見えなくなった。
●会議を極力少なくし、資料作成を最小限に絞っても業務が回っているが、そもそも人が多すぎたのではないか。
●業務はリモートでも何とかまわっているものの、生産性が上がっているのか、やる気が下がっていないのかが不安だ。
●リモートワークによって、働き方はさらに多様化し、時短社員もいる中で、働いている時間がバラバラ、“一人”という定義が、よくわからなくなった。これらのとまどいは、要員・人件費計画の策定時に“暗黙”の前提となっていた3要素である ①業務内容 ②労働時間 ③働く場所が、リモートワーク環境下で大きく変化してしまったためです。今後は、この前提となった3要素を、各社・各部門の状況に応じて再検討することからスタートすることが肝要です。
本フォーラムでは、要員・人件費マネジメントの要諦を押さえつつ、COVID19以降の働き方の変化の方向を予測しながら、未来に備えていくための方法を、皆様と共に考えたいと思います。 - プロフィール
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1999年現デロイト トーマツ コンサルティング合同会社に入社以降、一貫して組織・人事コンサルティングに従事。特に、要員・人件費の最適化マネジメント、組織・要員体制の設計、組織・人事戦略、人事制度、能力開発、全社の業務改革やプロセス変革、働き方改革や風土変革等、人事領域全般に関わるコンサルティングに従事。
デロイト トーマツ コンサルティングでは、全社のTalent Happiness担当パートナーも務める。
【開催日時】
2020年9月29日(火)14:00~16:00 ※途中休憩あり
【参加にあたってのお願い】
本セミナーは、新型コロナウィルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインWEBセミナーと致しますので、Zoomを利用出来るネットワーク環境からご参加ください。