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人事戦略フォーラム

明日の経営と人事のあり方を考える勉強会です。
経営戦略・事業戦略を支える人事・人材開発戦略についての企業事例や最新動向の紹介等を、経営者・人事部長・学識者・経営コンサルタント・人事コンサルタント・人材ビジネス会社の幹部等をお招きし、主に講演・パネルディスカッション・トークセッション等のスタイルにて進行します。

国際標準ISO30414による人的資本価値の指標化と人材情報開示の義務化からこれからの人事のあり方を考える!一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 研究員(兼)人的資本経営ワーキンググループ リーダー日本シェアホルダーサービス株式会社 研究開発/コンサルティング部 チーフコンサルタント 小澤 ひろこ 氏 一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 副代表理事 加藤 茂博 氏 国際標準ISO30414による人的資本価値の指標化と人材情報開示の義務化からこれからの人事のあり方を考える!一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 研究員(兼)人的資本経営ワーキンググループ リーダー日本シェアホルダーサービス株式会社 研究開発/コンサルティング部 チーフコンサルタント 小澤 ひろこ 氏 一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 副代表理事 加藤 茂博 氏

日本CHO協会では、国内外で進む人事の新たな潮流に関する2か月連続企画として、これからの時代に価値創造と競争優位の源泉となる『人的資本経営』と、これからの人事戦略に求められるものは何かを考えるフォーラムを開催します。

10月の『コーポレートガバナンス・コードの改訂』に続き、11月は『人事・組織に関する情報開示の国際標準ガイドラインISO30414』を取り上げます。ISO30414は近い将来、HRMのグローバルスタンダードのベースになると言われています。自社の経営戦略と照らし合わせ、ISO30414の指標を使い、データで自社の人事戦略ストーリーを語り、自社ならではの独自価値/差別化ポイントを社内外に公表することが重要になります。それはHRテクノロジーやHRデータの活用と「データドリブン人事」が必須な時代の到来でもあるのです。
今回のフォーラムでは、ISO30414を正しく理解し、経営人事視点から人事部門が今後対応すべき重要事項を認識し、人事部門として、今から/何を/どんなステップで準備すべきかを、ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会の小澤・加藤両氏に解説して頂くと同時に、皆様とともに考えていくフォーラムにしたいと考えています。
小澤氏の『人的資本経営および報告に対する関心の高まりと、これからの人事のあり方』と題した講義に加え、小澤氏と加藤氏の対談形式により、参加者の皆様からの質問にもお答えしながら、参加型の進行スタイルにて、ISO30414に関する様々な疑問や人事として対応すべき事項について、皆様と情報共有していく予定です。

10月のフォーラム同様、様々な企業の人事部門の幹部層の皆様に広く聴いて頂きたいため、会員以外の方も、どなたでも参加できる無料公開フォーラム形式としましたので、奮ってご参加ください。

【登壇者のご紹介】

一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 研究員(兼)人的資本経営ワーキンググループ リーダー
日本シェアホルダーサービス株式会社 研究開発/コンサルティング部 チーフコンサルタント 小澤 ひろこ 氏

メッセージ

2015年に日本で導入された『コーポレートガバナンス・コード』が本年6月に改訂され、人的資本への投資に関する情報開示が追加されました。
海外では、2020年に米国証券取引所が上場企業に対して、人的資本の開示を義務化するルールを導入したり、その前年2019年頃からは、グローバル最大手の機関投資家が優先事項の中に人的資本を組み入れたりしています。
この動きに先立ち、ISO(国際規格協会)は、2018年に指標(データ)を中心としたガイダンスを公表しました。当該ガイダンスは、経営管理と外部報告を前提とした網羅性の高い内容で、コンプライアンスと倫理、コスト、ダイバーシティ、リーダーシップ、組織文化、労働安全衛生&安全・ウェルビーイング、生産性、採用・異動・離職、スキルと能力、サクセッションプラン、労働力という11の幅広い領域で構成されています。
こうした一連の動きの背景には、人的資本には組織に成果をもたらす競争優位性があり、組織の長期パフォーマンスを評価する上で重要な要素であるとの考えが広まっていることがあります。
では、こうした認識の広まりは、人事の役割・責任にどのような影響をもたらすのでしょうか?今までと何が違ってくるのでしょうか?
本フォーラムでは、人的資本を巡る動きについて、その背景を含め概要をご説明するとともに、これからの人事のあり方を、皆様と一緒に考えたいと思います。

プロフィール

アーサー・アンダーセンにて、企業買収および事業再編のアドバイザリーチームに所属し、主に企業価値評価に携わる。その後、EY新日本有限責任監査法人に入所し、サステナビリティや統合報告書を中心とした、企業情報開示のアドバイザリーを担当。2012年5月から2018年9月まで、国際統合報告評議会の日本事務局を兼務し、日本における統合報告の普及をリード。2018年10月より日本シェアホルダーサービス株式会社にて、投資家向け情報開示のコンサルティングに従事。
2020年10月よりピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会にて、Human Capital Reportingの研究を担当(現職)。

一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 副代表理事 加藤 茂博 氏

プロフィール

ミシガン大学HR Executive Program / MIT People Analytics修了。(株)リクルートの事業開発室ビジネスプロデューサーとして、人材及び組織開発、新規事業を担当。経団連各社とエントリーシートを開発し、統計的差別を問題提起。経産省プロジェクトリーダーとして、多次元オントロジーや対話型AI等のAI・HRテクノロジー関連の特許を5件取得。行動経済学×ライフイベント型行動変容モデルを開発し商標登録。
その後、(社)ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会副代表理事として、「人事データ利活用原則」及び「人事データ保護士」資格制度を策定。『ピープルアナリティクスの教科書』著作メンバー。現在は同協会にて人的資本経営ワーキンググループで活動。ISO30414国内審議活動責任者。

【開催日時】

2021年11月25日(木) 14:00~15:30

【参加にあたってのお願い】

本フォーラムは、新型コロナウィルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインWEBセミナーと致しますので、Zoomを利用出来るネットワーク環境からご参加ください。