人事戦略フォーラム

人事戦略フォーラム 2025年9月4日(木) 13:00~14:30 日本企業における経営陣サクセッションの現状と課題 ~役員選びはオープンに行われていますか?~ コーン・フェリー・ジャパン株式会社 コンサルティング部門責任者 柴田 彰 氏 人事戦略フォーラム 2025年9月4日(木) 13:00~14:30 日本企業における経営陣サクセッションの現状と課題 ~役員選びはオープンに行われていますか?~ コーン・フェリー・ジャパン株式会社 コンサルティング部門責任者 柴田 彰 氏

経営層のサクセッションプランは、いま多くの日本企業で「形式」から「本質」への転換期を迎えています。

各種リサーチによれば、「社長候補の人材要件を具体的に定めている企業」は過半数に満たず、指名委員会や社外役員の関与も限定的な企業が少なくないのが現状です。後継者育成の必要性は広く認識されているものの、選定基準や育成プロセスの具体化には、いまだ課題が残されています。

一方で、「誰を対象とし」「どのような資質が必要で」「どう育成するのか」といった本質的な問いに向き合う企業も現れ始めています。コーポレートガバナンスに対する機運の高まりを受け、形式整備の段階から、意思決定と実行の質を問う“第二ステージ”への移行が、今、静かに進行しています。

本セミナーでは、取締役会改革や経営人材育成に豊富な実績をもつコーン・フェリー・ジャパンの柴田彰氏を講師に迎え、日本企業におけるサクセッションプランの現状と課題を、最新の調査データと実務知見の双方から紐解きます。

「論功行賞や主観的な評価だけで、後継者を決めて良いのか?」
そう問い直したい方に必聴の機会です。
ぜひ、奮ってご参加ください。(参加費無料)

【プログラムのご紹介】

【PART1】講演
日本企業における経営陣サクセッションの現状と課題

コーン・フェリー・ジャパン株式会社 コンサルティング部門責任者 柴田 彰 氏

質疑応答

【登壇者のご紹介】

コーン・フェリー・ジャパン株式会社 コンサルティング部門責任者 柴田 彰 氏

メッセージ

コーポレートガバナンスに対する機運の高まりを受けて、日本でも経営トップを含む経営陣のサクセッションプランを整備しようとする企業が増えてきました。ここ数年で、サクセッションプランに対する日本企業の取り組み状況は大きく様変わりしたように思います。
かつては、形式を整えることに主眼を置いて、サクセッションプランのプロセスや仕組みを先ずは整える、という点に焦点が当たりがちでしたが、近年はもっと本質的な議論が行われつつあります。「そもそも、サクセッションを行うべき経営陣とは誰のことを指すのか?」「次の経営者に重要な資質や要件は何なのか?」「時間が限られる中で、経営者候補をどの様に育成するのか?」など、そう簡単には答えが見つからない、重要な論点に取り組もうとする企業が出てきています。日本企業における経営陣サクセッションは、第二ステージに移行しつつあるようです。
本講演では、コーン・フェリーが行った経営陣サクセッションに関する実態調査を下敷きにして、当分野における日本企業の現状と課題を皆さんに共有するとともに、最新の動向を踏まえて将来の展望もお話ししたいと思います。

プロフィール

慶應義塾大学文学部卒
PWCコンサルティング(現IBM)、フライシュマンヒラードを経て現職。
コーン・フェリー・ジャパンにおいて、幅広い組織・人事テーマを取り扱うコンサルティング部門を統括。近年は取締役会の高度化、役員体制の改革、経営者のサクセッション、役員報酬と評価の再設計といった、ガバナンスと経営執行の高度化に関するコンサルティング実績が豊富。
内閣主導の三位一体労働市場改革分科会の委員を務める。
経済同友会会員

【開催日時】

2025年9月17日(水) 13:00~14:30

【参加にあたってのお願い】

本フォーラムは、Zoomを活用したオンラインセミナーです。
ネットワーク環境を整えた上でご参加ください。