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《トークセッション》 全3回

《トークセッション》 全3回 働き方と人材活用/人材育成の最新事情~終身雇用でも長期雇用でもなく、転職でもない選択肢が生まれている!~ 《トークセッション》 全3回 働き方と人材活用/人材育成の最新事情~終身雇用でも長期雇用でもなく、転職でもない選択肢が生まれている!~

日本CHO協会では本年4月から5月にかけ、変わる企業と個人の関係を考える “働き方と組織の未来”と題したプログラムをシリーズ展開致します。

辞めるか、転職するか、という“二者択一の時代”は終わろうとしており、一社での終身雇用でもない、違う会社への転職でもない働き方の選択肢が少しずつ拡がっています。これは企業から見れば、自社社員の採用や雇用とは異なる新たな形の人材活用のあり方であり、人材育成の方法でもあります。

今回は、3回に亙る各回1時間のトークセッションを通じ、働き方と人材活用の最新事情として、企業にとっての、そして個人にとっての新しい選択肢を対談形式で様々な観点からご紹介し、働き方と人材活用の未来を皆様とともに考えてみたいと思います。是非ご参加ください。

【プログラムのご紹介】

《第1回》 4/7(水)13:00~14:00 テーマ: 複業(副業・兼業)の未来

※ゲストスピーカー:(株)Another works 大林 尚朝 氏

《第2回》 4/14(水)13:00~14:00 テーマ: 退職者のアルムナイネットワークを活用する

※ゲストスピーカー:(株)ハッカズーク 鈴木 仁志 氏

《第3回》 4/21(水)13:00~14:00 テーマ: 企業間の“レンタル移籍”を活用した、人材育成・事業開発・価値創造

※ゲストスピーカー:(株)ローンディール 原田 未来 氏

※各回とも「退職学」の研究者である佐野 創太 氏からのインタビュー形式で進行します。

【登壇者のご紹介】

株式会社Another works 代表取締役CEO 大林 尚朝 氏

メッセージ

私達Another worksは、企業と複業人材を繋ぐマッチングプラットフォーム「Another works」を運営しています。
新型コロナウイルスの発生と蔓延を契機に、"複業"という選択肢はより身近になり、企業の複業解禁や、複業人材採用という意思決定が加速しています。
複業に関するサービス提供者だからこそ分かるトレンドや、企業と個人双方からの複業の捉え方など、惜しみなくいろいろな情報とメッセージをお伝えさせて頂きますので、参加者の皆様のお役に立てるならば幸いです。

プロフィール

(株)パソナ パソナキャリアカンパニーに新卒入社し、顧問やフリーランスを業務委託紹介する新規事業に従事。
2018年(株)ビズリーチのM&A領域の新規事業に創業メンバーとして参画。
2019年5月(株)Another worksを創業し、業界初の成功報酬無料の総合型複業マーケットプレイス「Another works」を立ち上げ現在に至る。

株式会社ハッカズーク 代表取締役CEO
アルムナイ研究所研究員 鈴木 仁志 氏

メッセージ

多様な価値観や働き方を背景に、企業と個人の関係が今までにない速度で変化する中、企業側は最適な人材を採用し定着してもらうために、魅力的な仕事や報酬、柔軟な働き方を可能にする制度や環境などを早急に整えることが、とても重要になってきました。
終身雇用という形で一社のみで一生働くことを選ばない人が増える中、社員だけでなく優秀な社外人材をも惹きつけ、様々な形で自社のネットワークに取り込んでいくことが求められており、ここ数年で副業などによる社外人材の活用は大きく進展しました。
一方で自社のことも社外のことも理解しているのに、自社の退職者は「裏切り者」という考えも完全に無くなってはおらず、「社員」と「社外人材」のいずれの対象にもしていない企業が多く見られます。
一度は一緒に働いた仲間と良い関係を構築することが、事業創出や採用にとってプラスに働くことはもちろん、実は社員のエンゲージメントにも良い影響を与えることがわかってきました。
企業が退職者との間で新たな関係を構築することで、これからの時代を勝ち抜ける「強くて良い組織」を作る、そんなアルムナイのネットワークづくりについてお話し致します。

プロフィール

カナダのマニトバ州立大学卒業後、アルパイン(株)を経て、T&Gグループで法人向け営業部長、グアム現地法人のゼネラルマネージャーを歴任。帰国後は人事・採用コンサルティング・アウトソーシング大手の(株)レジェンダに入社。
2017年(株)ハッカズークを設立し、アルムナイとの関係を築くプラットフォーム『Official-Alumni.com』やアルムナイ特化型メディア『アルムナビ』を運営。アルムナイ事例について研究する『アルムナイ研究所』研究員も兼任。自身がアルムナイとなったレジェンダにおいてもフェローとなる。

株式会社ローンディール 代表取締役社長 原田 未来 氏

メッセージ

私達は「レンタル移籍」という仕組みを通じて、大手企業の人材が一定期間ベンチャー企業で事業開発に取り組む機会を提供しています。
変化のスピードが増し、不確実性が高まるとともに、解決すべき社会の課題は増えています。そのような中で、個人と組織はどのような役割を果たすべきでしょうか。その答えを見つけるために、私たちは人材の流動性を高めることが重要だと考えています。但し、そのポイントとなるのは転職を前提としない、人材の流動化です。
レンタル移籍を含む『越境学習』は、元の場所に再び戻るという点が最大の特徴です。組織の壁や業界の境界線といった様々なボーダーラインを越え、働く人たちが行き来をすることで、より明確に世界を捉えられるようになり、一人ひとりの果たすべき役割が見えてくるのではないかと私達は考えています。
「レンタル移籍」はまだまだ小さな取り組みではありますが、この事例を題材にして『越境学習』の意義、ひいては個人と組織の関係性について、皆様と議論を深めていければと思っています。

プロフィール

2001年(株)ラクーン(現 東証一部上場)入社。部門長職を歴任し、同社の上場に貢献。長く在籍するにつれて組織への愛着が深まる一方で、成長の鈍化に直面。2014年(株)カカクコムに転職し、新規事業開発を担当。自身の経験から複数の業界・企業・職種を経験することの意義を実感するとともに、個人と組織の信頼関係の重要性にも気付く。
個人が「会社を辞めることなく、外の世界を見られる経験」として、企業が「人に成長機会を提供する手段」として、レンタル移籍を構想し、2015年(株)ローンディールを設立。

(インタビュアー) 「退職学」の研究者 佐野 創太 氏

メッセージ

今、組織と個人の関係は揺らいでいます。これまで終身雇用という心理的契約で結ばれていた両者は、新しい関係を構築する時期に入っています。
テクノロジーの進化やライフスタイル・価値観の多様化は、組織と個人の多様な関係づくりを急務の課題に押し上げました。この流れの中で「組織と個人の未来」を見据えるための新しいキーワードが生まれています。複業(副業、兼業)にOBG活用(アルムナイ・ネットワーク)、そして企業間レンタル移籍。これらはそれぞれ全く別物なのか、共通点はあるのか。新しいキーワードが生まれる背景に何があるのか。「組織と個人の新しい関係」、そして具体的な施策を3回のセッションを通じて炙り出します。
私は「関係を変えて何度も出会い直す、組織と個人の関係」を提唱する『退職学』と、自らの複数企業・プロジェクトを兼務する働き方の実体験から、3名の専門家にインタビューさせて頂きますが、参加者の皆様からのご意見も伺いながら、働く個人の視点も織り交ぜて進行したいと思います。
今回の3回のセッションが、目まぐるしく変化する経営環境の中で、組織と個人の未来を明るく照らす機会になれば幸いです。

プロフィール

円満退職を超える「最高の会社の辞め方」と、離職者をアンバサダーに変える「退職デザイン」を提唱。自らは組織と個人を「セルフ終身雇用」で繋いでいる。現在は(株)オーネットの「おうね。」編集長、(株)TRUSTDOCKの採用広報、奈良県三宅町の複業プロジェクトのPM、ミュージシャンや経営者のインタビュアー、パソナアルムナイを兼務。
組織と個人の関係を個人視点から創るため、実験的な働き方を続けている。

【参加にあたってのお願い】

各イベントは、新型コロナウイルス感染防止策として、Zoomを活用したオンラインWEBセミナーと致しますので、Zoomを利用出来るネットワーク環境からご参加ください。